兵庫県 ボーガンを「有害玩具類」に指定 販売など規制対象に

(写真はイメージで事件に使われた物ではありません) 兵庫県は、宝塚市の住宅で4人がボーガンで撃たれ死傷した事件を受けて5日、ボーガンを県の条例の「有害玩具類」に指定し、販売などの規制の対象にしました。
4日、兵庫県宝塚市の住宅で、家族ら4人が洋式の弓・ボーガンで撃たれた事件では、この家に住む元大学生、野津英滉容疑者(23)が逮捕されましたが、3人が死亡しました。 警察によりますと、ボーガンは銃刀法の規制の対象にはなっておらず、事件を重く見た兵庫県は、青少年による同じような事件を未然に防ぐ必要があるとして5日、ボーガンを県の青少年愛護条例の「有害玩具類」に指定しました。 この指定により、県内の玩具販売店などはボーガンを18歳未満の青少年に販売したり貸し出したりすることができなくなります。 これまでにダーツや吹き矢、玩具銃などが指定されていて、違反した場合は30万円以下の罰金などが科せられます。 兵庫県青少年課は「玩具販売店などではコーナーを分けてボーガンを置いて、青少年の目に触れないよう対応してほしい。インターネットの販売店では、購入の際に年齢確認を求めるなどの仕組みを今後検討したい」と話しています。
DD現場雑感 あくまでも兵庫県条例。 有害がん具はエアーソフトガンや特殊警棒、スタンガンなどの部類に入る。 スポーツ射撃としてボーガンは組合団体が日本にある。 行政機関に活動として認められているので、簡単には所持・販売の禁止などは難しい。 だが、殺傷能力がある以上、今後は入手方法など、法案が必要になるだろう。