【携帯に優れ、虫にも対応 ハンモックの勧め】

RYOがハンモック歴30年であることは以前のブログで書きましたし、その際にハンモックについても軽く触れました。
しかし、ハンモックフリークのRYOはそれでは満足できなかったので、今回はハンモックのみに限定して話そうと思います。
まず、どんな種類があるのか?いつもどおり、独断と偏見で簡単に紹介しましょう。
ブラジリアン、マヤン、アメリカン、蚊帳付きの4種類に大まかに分類できます。
・ブラジリアンとは、布で出来たハンモック
・マヤンは、網で出来たハンモック
・アメリカンは、網で出来たマヤンの両端に横棒がついて、ハンモックを広げておいてくれるハンモック
・蚊帳付きは、ヘネシーハンモックやDDハンモック(DD UNITとは関係ありません!)に代表される、蚊帳と一体になったハンモック
2大ハンモックの一つ、ブラジリアンは布で出来ていて、体を多くの面積で支えてくれるので包まれている感覚があり、安心感も伴い心地よいです。
また、布製なのであまり風を通さないから暑すぎない季節に向いていますし、虫よけにも一役買ってくれます。
2大ハンモックのもう片方のマヤンは、網で出来ているので風通しも良く非常に涼しいです。暑い時にはものすごく快適です。
そして、網で出来ているので軽く小さくすることが可能です。
アメリカンは、乗り込み時に多少の慣れを要求されるハンモックの欠点(?)を補おうと生まれたスタイルです。しかし、良くも悪くもハンモックを常に広げておくために横棒が付いているので、寝返りをうつとハンモックから落ちやすいので、注意が必要です。
最後の蚊帳付きは、比較的最近登場しました。
テントと比べると虫に対して対抗力が低かったハンモックですが、頼もしいオプションが加わったわけです。
最近登場しただけあって、各メーカーの工夫が色とりどりで面白いです。
ハンモックの素材は、伝統的なコットンとナイロンに代表される化繊に別れます。
コットンのメリットはなんせ快適です♪ただし、比較的重くかさばります。
化繊はその逆で、軽くコンパクトに収まりますが、汗もあまり吸わず、ブラジリアンの場合はやや暑く感じることもあります。
お勧めは、自宅などで常設しておけるならコットンで、キャンプや旅に持って行くなら化繊がオススメです。
そして、ハンモックならではの快適性を手に入れるのに大事なのは、サイズという選択肢も忘れてはいけません。
そして多くのハンモックユーザーが失敗しがちなのも、実はこのサイズなんです!
旅に持って行きたい人たちは当然荷物を軽く小さくしたいので、ハンモックも極力小さいものを選びがちなんです。
気持ちは分かりますが、それが落とし穴。
小さいハンモックでもハンモック特有のメリットはちゃんとありますが、快適性は下がります。
RYOはたいてい二人用の大きなハンモックを使います♪
最後にオススメスタイル=RYOの好みをまとめてみましょう。
暑い日の昼寝にはマヤンハンモック。
マヤンハンモックファンにはこだわりがあるのかもしれませんが、個人的にはマヤンならコットンでも化繊でもあまり大きな違いを感じません。金額やサイズなど他の要素で選べばいいでしょう。
暑い日の昼寝以外には基本的にブラジリアンハンモック。
家の中やテラスの下などで常設しておけるなら、コットン。持ち運び前提なら化繊です。
長年ハンモックを使ってますが、結果的にブラジリアンが一番使用率が高いですし、手持ちの種類も一番多いです。
初めてハンモックを使ってみる、買いたいという場合は、化繊の大きなブラジリアンがオススメ。一番オールマイティです。
テントの代わりにどこでもハンモック!という方は、蚊帳付きも選択肢に入ってきます。
蚊程度であれば、虫除けを併用することでどんなハンモックでも問題ありませんが、水辺近くで一夜を過ごす場合は、様々な生き物が寄ってきます。今までハンモックの傍で出会った生き物の一例は、蚊、ブヨ、ハエ、蟻、ムカデ、蛇、毛虫、蛾、鹿、熊などなど。
最後の鹿と熊は、蚊帳では防げませんが、その他のものは防げます。
薄いネット1枚ですが、意外と安心感はありますよ♪
ハンモックは、ネットなどで安く簡単に手に入る割には利用者は少なめです。その原因は、快適にハンモックを使うためには、ちょっとしたコツと簡単ではあってもロープワークが必要だからかもしれません。それらは、ネットで簡単に手に入る情報です。ぜひ一度ハンモックをお試しあれ。
災害時にも役立ちますよ♪