【キャンプに種類ってあるの?】
DD UNITのアウトドアスペシャリストがキャンプの種類について解説します。

一般的に夏はキャンプシーズンなので、しばらくキャンプの話題で書いてみようと思います。
キャンプと聞くと、皆さんはどんなもの(事)を想像するでしょうか?
明確な境目はあまり存在しませんが、独断と偏見と創造で分類してみます。
まず、一番ポピュラーなテント泊。
ポピュラーと言える程なので、そこに含まれるスタイルの幅も広く、キャンプ場の区分けされれた専用スペースに設営する場合もあれば、山や川原などのキャンプ場以外で行うキャンプも含まれますが、今回はキャンプ場やそれに類する場所で行う範囲としておきましょう。
それ以外だと、DD UNITの動画でも紹介したティピー、モンゴル系遊牧民の住居だったパオ等のトラディショナルスタイル。
ポンチョやタープテント、果ては現地にある自然素材のみを駆使して一夜を明かすシェルターを作る、サバイバルスタイル。
「夜は寝る時間」という常識を無視したミリタリースタイル。
焚き火の側でただ横になる、一見するとなんのテクニックも存在しない、野宿スタイル。
逆にゴージャスなキャンプとなると、テント泊とホテルの中間的存在であるグランピングというスタイルも、近年人気のスタイルですし、車を寝床にする車中泊もあります。
キャンプに興味を持ったもののやりたいスタイルが見つかっていないのなら、まずはポピュラーなテント泊をおすすめします。
慣れたり飽きてきたら、他のスタイルも試してみてください。
そして、今あげたキャンプサイトでのスタイルは、移動手段とも深く関わってきます。
ポピュラーだと言ったテント泊も、車移動のオートキャンプと徒歩移動(公共交通機関も含む)とでは、実際にけっこう違いがあります。
移動手段は、徒歩、自転車、バイク、車がすぐに思いつきます。
徒歩移動は公共交通機関との組み合わせで身軽な行動が可能になりますし、自転車は公共交通機関を降りた所からも行動範囲が広がります。
バイクは、車に比べると渋滞の影響は少なく、行きたい場所に単独で向かうことができます。
車も同じ様に行きたい場所へ単独で向かえますし、天候が悪化した時などは車中泊へ変更することもできます。
それぞれ魅力があるので、どれを選んでもそれならではの面白みがあります。
これからキャンプを始めるのであれば、車を持っているなら車移動のオートキャンプがおすすめです。
車という強力な避難場所があれば、安心できるのではないでしょうか?
キャンプに興味が湧いたら、どんなスタイルであってもいいので一度試してみてください。