小売り・外食、対応検討 スーパーは通常通りか―都の外出自粛要請・新型コロナ

東京都の小池百合子知事が25日夜、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今週末の不要不急の外出自粛を要請したことを受け、百貨店やスーパー、外食各社は26日から週末の営業体制についての検討に入った。
百貨店大手は既に営業時間の短縮や、休業日を設けるなどの対応を取っており、追加措置が必要かどうか判断する。2月に北海道で緊急事態宣言が出された際は三越伊勢丹ホールディングスが傘下店舗を一部休業しており、各社とも臨時休業の可否を含め検討する。 スーパーでは、一部が営業時間の短縮措置を取っているが、臨時休校による従業員の人手不足への対応が主因。イオンは「スーパーは生活のライフラインで、日常に必要なものを提供しており、通常通り営業する」としており、大手を中心にこれまで通りの店が多くなりそうだ。 コンビニ各社も対応策の検討を開始したが、「一斉休業は難しい」(大手)といい、原則として通常通りの営業を目指すとみられる。 外食チェーン各社は業態によって対応が分かれる見通しで、一部で営業休止などの対応を取る可能性がある。 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020032600497&g=eco