祇園祭「山鉾巡行」中止 経済的損失は186億円余か コロナ影響


新型コロナウイルスの影響で中止されることになった、京都の夏を彩る※祇園祭の最大の見どころ「山鉾巡行」について、京都府内の経済的損失は186億円余りに上るとする試算を経済の専門家がまとめました。

試算したのは、経済学者で東京オリンピック・パラリンピック延期の経済的影響についても分析した関西大学の宮本勝浩名誉教授です。 宮本名誉教授は、来月の祇園祭の前祭と後祭で合わせて2日間予定されていた「山鉾巡行」が中止されることを受け、京都府内の経済的な損失を試算しました。 過去3年間のデータを基に、ことし訪れる観光客を90万人と推計し、宿泊費や食費、土産物代などから京都府外で生産される食品や土産物の額を差し引くと、京都府内の経済的損失は合わせて186億7000万円余りに上るということです。 宮本名誉教授は、この夏の全国高校野球中止による大会期間中の損失額を全国で171億円余りと試算していて、2日間の山鉾巡行中止による京都府内の影響だけで、これを上回るということです。 宮本名誉教授は「祇園祭は日本で最も大きな祭りの1つなので、地元経済の活性化のためにも来年はすべて無事開催されるよう期待したい」と話しています。 疫病や災害から国を守るよう祈った催しが起源 日本三大祭りの1つ、祇園祭は、平安時代初期の869年に疫病や災害から国を守るよう祈った催しが起源です。 室町時代の応仁の乱や昭和の太平洋戦争では祭りそのものが中止になったものの、戦火や大火で失われた山や鉾などを再建しながら祭りは続けられ、去年、1150年の節目を迎えました。 ことしは新型コロナウイルスの影響で「前祭」と「後祭」の「山鉾巡行」が中止になったほか、みこしを勇ましく担ぐ「神輿渡御(みこしとぎょ)」も中止となるなど、規模を縮小した開催が決まっています。 また、前夜祭にあたる宵山などで飾られる「山鉾建て」を行うかどうかについては山鉾連合会が近く判断するとしています。 ※祇の偏は「ネ」 (NHKニュース)

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