top of page
  • 執筆者の写真DD UNIT

インストラクターブログ「ノート」


前回は筆記具について書きましたので、今回は書かれる側、ノートについてです。

これも、好みや気分で選んでいただいて結構です。

RYOはいろいろ使ってきました。

最初の頃は事前準備を記入していなかったので、旅先で到着した空港や港の売店で気に入ったのを買って使っていました。当時はこのタイミングで筆記具も買うことが多く、旅先で買ったノートとペンでその旅の記録をとってゆくのです。その頃はインターネットも無いので情報も均一化されておらず、旅先の店には非日常が詰まっていて、実に楽しかった思い出があります。

その後、事前準備を記入するようになると、旅先で購入するのでは不都合が多かったので、ノートを現地で買うことは少なくなりました。


現地購入の次に試したのは、その名もトラベラーズノート。

十数年前に登場してから人気は衰えていないので、使っている人や知っている人もいるのではないでしょうか?

その名の通りで旅のお供には最適ですし、カレンダーやグリッドノートなどのリフィルも各種揃っているので普段遣いも可能です。

トラベラーズノートの革表紙は、使い込むほどに味のある自分だけの旅ノートに育っていきます。


その次は測量野帳を試してみました。

野帳の愛称で知られるこのノートは、トラベラーズノートよりも小振りなのと硬い表紙が旅先での記入に都合が良かったですが、万年筆のインクはモノによって裏抜けするので、吟味する必要がありました。

トラベラーズノート同様、この野帳も熱狂的なファンがいるものの、RYOが使っていた時期は短かったです。


上記以外も試してみた結果、自分の使い方では、トラベラーズノートは少し大きすぎ、野帳はわずかに小さすぎる感じがしたので、手頃なノートを探していたら、無印のノートに出会いました。

サイズは、B6スリムです。

使ってみたら、紙質とサイズの両方とも使い心地が良かったので、樹脂の板でカバーを作りました。

今思えば、自作ノートの入り口はここですね。


無印B6スリムは使いやすかったのですが、自作魂に火がついた以上、このままでは我慢できませんでした。

万年筆と相性が良く、非常に薄手のトモエリバーという紙を使いたくなります。しかし、欲しいサイズのトモエリバーでできたノートは存在しないので、バラの紙を買ってきて製本し、好きなサイズに裁断して使っています。

使用感が気に入ったので、今ではスケジュール帳も同じ様に作り、完全自作のスケジュール帳兼旅ノートが完成しました。


自作旅ノートの使用感に満足しているので、今ではいかに手間をかけずに製本できるか?研究中です♪


bottom of page