旅から帰った後は エンビジョニング
(写真はドリームキャッチャー)

旅ノートシリーズの最後、「後」です。
旅から帰った後に書くパートですね。
旅の途中に書いていた「中」の部分を見返しながら、もう一度心の中で旅をするのです。
「中」で書く最重要項目だった自分の思いや気持ちのコメントが、旅の空気を蘇らせてくれます。
その様にただただ過去の事実を確認するだけでなく、感覚と共に思い起こし、掘り下げ、追体験する事をエンビジョニングといい、落ち着いて思い返すと、旅の最中には気付かなかった感覚や思いに、気付く事も多いのです。
もちろんそれも書き足していきます。良かった事や改善点等もなんでも書き込んでいきます。
そうすると、旅はずっと深いモノになります。
そして完成した旅ノートは、次回の旅をより良くする自分専用の貴重な資料となるのです。
この旅ノート作成の流れは、防犯や防災にも応用が利きますし、ビジネスでもよく言われる「PDCAサイクル」と似ていると思いませんか?全てに通じると思います。
この様にエンビジョニングを行い次に活かしていくことを、ネイティブアメリカンは「過去の自分からのメディスン(≒贈り物)」と言って大切にします。
自分で作り上げた旅ノートを見返す時、本当にメディスンを感じます。
皆さんもぜひ未来の自分へ楽しいメディスンをプレゼントしてください♪
とここまでがインストラクターブログです。 下のリンクはボブ・ディランのローリングサンダーレビューのアルバムです。 ボブ・ディランはノーベル文学賞を受賞したアーティスト。 日本のアーティストにもビートルズと共に多大な影響を与えた一人です。 このローリングサンダーは実在したネイティブアメリカン。 彼の影響を受けてツアータイトルが「ローリングサンダーレビュー」となっています。 ローリングサンダーの自宅にはボブ・ディランが残したギターがあったそうです。 そして、ボブ・ディランはローリングサンダーからネイティブアメリカンの考え方・生き方の影響を受けました。
書店を見ると、多くはカタカナを多用した本が並んでいると思います。 全ては輸入された技術や考え方です。 そして、その多くの根源はネイティブアメリカンやその他の多くの亡くなった、又はその後も影響を残し続けている先住民族の考え方から来ている事が多いです。 このブログを読んだ貴方が、生き方にもし何か足りないと感じているのであれば、彼らの教えを学んでみるのもいいでしょう。