オフィス防災EXPO

オフィス防災EXPOと言う業者向け展示会に行ってきました。 ただ、防災は一部。同時に働き方改革や経理など、色んなものがくっついてきます。 防災の部分で言うと、個人レベル向けでは備蓄品が殆どです。 食料や水、早く言えば詰め合わせですが、オフィスの椅子に常駐できる物はアイデアとして面白いと思います。 後は通信系、いわゆる情報の速さの伝達。必要かと思いますが、本当に厳しい災害で電力が確保できなかった場合に使えるかどうかは分かりません。 千葉の台風の教訓が今後活かされる事に期待します。

その他は蓄電器やAEDなど。 これも必要です。AEDは最新の物を見ましたが、ロボット掃除機を更に小さくした形状で、CPRの音声アナウンスが充実されていました。 確かに使い易くなっていますが、これも事前の講習が必要かと思います。 各自治体や企業などで緊急時の応急救護についてよく理解する必要があります。 救急車は災害が大きい程、到達が困難です。道路が使えず避難や搬送ルートは複数必要になってきます。 色々と物はありますが、現状で足りていないのは人の教育です。 知識と経験と応用、何もない状態からあるに変えていく方法など、細かく分類すれば多岐に渡ります。 とはいえ、そうした事に興味を持って頂くことは難しいのが現状。 BCPでさえ、日本の1割程度の普及です。 災害中も大変ですが、災害後はもっと大変です。 人はいない、家もない、事業も継続できない、のない・ない・ないは自分の想像よりかなり厳しい現実となります。