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【突然の脅威に対応するには何を最初に考えるべきか? 2】

更新日:2019年6月23日

前回のブログの最後に、凶器を持った不審者と子供が対面した時に、何ができるか?何をすべきか?を考えよう!というところで終えていました。

何かアイデアは浮かんだでしょうか?


脅威に直面したのが大人という前提であれば、防犯の世界ではよく知られている「Run、Hide、Fight」のキーワードを思い起こす人もいるかもしれません。

しかし、大人であっても子供であってもその前にしてほしい大事な事があります。


それは、「サウンドオフ」です。


サウンドオフという言葉を聞いたことがない人も多いかもしれません。

簡単に言うと「大声を出す!」事ですが、もう少し丁寧に解説すると、どんな脅威が発生したのか?ということを周りに知らせたいので、刃物であれば「ナイフ!」と大声で叫びます。

登戸の事件を思い出していただくと、多くの人が何が起きているのか知らないまま、被害者が増え続けました。

これは刃物被害の特徴の一つです。


例えば銃による犯罪では、最初の一発が発射された瞬間に、脅威の発生が広範囲に知れ渡ります。

刃物は使用しても大きな音が出ないため、近距離でも脅威の発生を気付けないことは多いのです。

ですから、襲われた人に限らず、脅威を発見した人はサウンドオフを行なってください。


子供が持っている防犯ブザーの役割は、実はこのサウンドオフの一種なんです。 関連ブログ【突然の脅威に対応するには何を最初に考えるべきか? 1 】 https://www.ddunitfounder.com/post/soundoff1 関連動画【あなたは大丈夫?夜間の帰宅】対ナイフ 対不審者 https://youtu.be/HbMx4llyL0s

関連書籍【民間人のための戦場行動マニュアル】 誠文堂新光社 https://amzn.to/2KlU5ot





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